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執筆者の写真Major 株式会社

ITエンジニアの転職市場 早期離職率が低くなった背景とは

更新日:2024年5月3日




こんにちは。


株式会社Majorでインターンとして働くメイです。

今回のテーマは「転職支援」についてです。



長く人材不足と言われていたIT市場、エンジニア市場。

実はITエンジニアの価値が上がってきて、世の中のIT人材不足が解消しているそうです。

確かに、私自身も転職活動を通じて求人広告が減っていたり、

希望する条件を少しゆるくした方が見つけやすい傾向にあると感じました。


ITエンジニアの価値が向上している背景に離職率の低さがあるそうです。

厚生労働省が実施している雇用動向調査の結果によると、

令和4年度におけるIT人材を含む「情報通信業」の離職率は「11.9%」と

他産業と比較して少ない傾向と発表されました。




また、ITエンジニア特化型転職支援サービスの1つである

TechStars Agentが調査した結果、早期離職率は「0.45%」と

マッチング率の高さが全体離職率の低さにも繋がっています。

※早期離職率とは、入社後3ヶ月において自己都合による退職の割合を表しています。




離職率が低くなった背景としてもう一つあげられるのが

長期的キャリア戦略を考えた上でマッチングするように転職支援が行われていることです。


転職理由の一つとしてよくあげられるのがキャリアアップが認められなかったから、

という理由が多い傾向にあるからです。

実際私自身も、望んでいたキャリアアップができず、転職した経験があるので

気持ちがよくわかります。



キャリアアップを理由に転職を希望し、

それに合わせた転職支援が行われていると言いましたが、

実はCXOポジションの求人数が2年連続で前年比150%となっており、

転職決定率が向上している要因の一つでもあるようです。





ハイクラス転職支援を行っている企業の調査によると、法人企業から出てくる求人の中で、

CXOポジションの数が圧倒的に増加している傾向があらわれたそうです。

※CXOとはChief x Officerのことで、機能ごとの最高責任者を指します。


CXOポジションが求人される背景には、

トップマネジメントチームの編成や権限委譲の実現、

事業部門間の連携の活性化を可能にさせる効果があり、

制度としてCXOを導入する企業割合が増加していることがあります。


ポジションが増えるとキャリアとして目指しやすくなる。

そのために個人の力も向上し、より企業経営のスピードがあがる

相乗効果が期待されています。



今後さらにIT市場が変化していくことが予想される中、

時代に合わせたキャリア構築をしていくためにも最新情報を取り入れること

必要があると思いました。




参照:

TechStars Agent、ITエンジニアの転職支援実績において「早期離職率0.45%」の結果に


CXOポジションの求人数が2年連続で前年比150%となり、ハイクラス人材のキャリア・転職の選択肢として拡大



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