こんにちは。
株式会社Majorでインターンとして働くメイです。
今回のテーマは「転職支援」についてです。
就職を機に都心に出ていくことで、
地方の少子高齢化になることは以前から注目されている課題です。
代表の出身である鳥取県においては少し異なり、
最初は都心に出るものの、結婚や家業等の理由で里戻りする率が
全国で上位に入る高さだそうです。
それくらい過ごしやすい地域のようですね。
その特性を活かして面白い活動が行われていることをご存知でしょうか。
鳥取県といえば、名探偵コナンの作者・青山先生の出身地、
ということは、コナン好きは一度は訪れる街。
タイトルにある「鳥取県ならでは」というのはまさにこのこと。
「名探偵コナン×ワーケーション×リモートワーク」
というキャッチーなワードで、
鳥取県北栄町(ほくえいちょう)が関係人口の創出プロジェクトがあることを知りました。
調べたところによると
リモートワークに特化した人材エージェントである
「Remogu」と「LASSIC」と「北栄町」のコラボレーション企画のようです。
業務対象はどこからでも仕事ができるITエンジニア。
北栄町のまちづくりにITエンジニアの知見を活かすことが案件内容で、
そのため応募条件には「コナンへの愛にあふれていること」が含まれています。
コナン愛をどう見極められるのかは不明です。
しかし、名探偵コナン検定というものもあり1級〜3級まであるので
それを活用するのかもしれません。
募集期間は、来月10月8日〜22日だそうです。
今の仕事どうしようと悩んでいる方、
何か面白いこと新しいことに挑戦してみたい方、
リモートワークに興味がある方、
地元に戻るか迷っている方は
受けてみても良いのではないでしょうか。
私がこの記事に興味を持ったのは2点あります。
1つは、名探偵コナンという地域の特性を活かした「関係人口の創出」を狙っていること。
住む住まない、ではなくまず認知を高めるという戦略。
知って初めて行ってみたいか考える人の特性をビジネスに流用している観点が
勉強になりました。
もう1つは、「転職なき移住」を大事にしていること。
例えば家庭の事情で、精神的な理由で、
今の場所から離れたいけど、引越しに転職までするのはしんどい。
そういう方でもリモートワークの特性を活かして
仕事はそのままに拠点を移すことでリスクが1つ減ります。
企業からしても、大事な人的リソースを失うリスクが減ります。
とてもWin-Winですね。
こういった素敵な取り組みが増えることで
都会で仕事をしたいけど自然豊かなところで生活をしたい
といった若者も増えるかもしれません。
今後の動きにも注目したいと思いました。
Comments