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執筆者の写真Major 株式会社

オーガニック3.0の取り組みとは





こんにちは。


株式会社Majorでインターンとして働くメイです。

今回は「オーガニック」についてです。



自然由来のものやオーガニック製品、などといった言葉をよく聞くようになりました。

SDGsの取り組みもあり、オーガニックにこだわりを持つ方が少しずつ増えてきたからこそ

改めてオーガニックへの取り組みについて調べてみました。



オーガニックとは?


そもそもオーガニックという言葉は、「有機的な」「有機栽培によること」という意味があります。


より効率的な栽培のために農薬が使われてきましたが、身体への被害、地球への問題から農薬の使用料などに一定基準を設け、それを守ったものを有機栽培と呼ぶそうです。

農薬を使用すると一定の生産を担保できるので価格帯も安くなり、私たちは手に取りやすいです。

その農薬による身体被害まで詳細に調べることはしてきませんでした。

なので悪い方でなはなく、オーガニックが良いと言われていてなぜ注目されているのか、全面的に取り組まれているのかにフォーカスして学びたいと思います。




有機農業の各フェーズ


有機農業の歴史から考えると、現在のフェーズは「オーガニック3.0」にあたるそうです。

すでに3.0ということに驚きました。

なのでこれまでどういう取り組みがあったのか調べてみましたので、簡単にご紹介します。


まず最初のオーガニック1.0というのは、世界各地で有機農業につながる思想や理論を唱えた人たちが出てきたフェーズのことだそうです。有機農業がよいのでは?と言われ始められました。


その後、有機農業の認知度を高めたのがオーガニック2.0のフェーズです。

それぞれの理論を、民間で、そして公的に有機農業の基準を農林水産省が設定しました。

この基準は高く設定されているそうですが、その分価値が高まりより良い取り組みになると考えられたそうです。とても素敵な理由ですね。


簡単に見分ける方法としてJASマークがついているのが対象商品となります。

そう考えると見る機会も高まり製品が増えてきた気がしますね。

また、マークがあるかないかで見分けられるのは容易であり、スムーズな購買行動にも繋がるので私自身も安心して購入できるので有難いです。



そして、今はオーガニック3.0のフェーズです。

より多様なアプローチで有機農業を世界に広め、世界の主流とすることで、環境問題や社会問題を解決しようという段階だそうです。


消費者に有機農業を広めるだけでなく、生産側へのアプローチも必要となります。

持続可能な仕組みへとするため、公共団体への一部利用義務などもすでに実施されているそうです。



日本の有機農業率


上記のような消費側の取り組みは、私たちの目に見えてわかりやすいですが、生産側の観点でみると日本の有機農業率はまだまだ成長の余地があるそうです。

実際、2020年の段階で日本は、世界全体の有機栽培面積の4.1%であったと、年次報告書「The World of Agriculture 2022」で報告あったとのこと。この数字は2010年実績の約2倍にはなっているそうですが、オーガニック先進国のヨーロッパに比べると大差があるそうです。


日本でオーガニック製品を取り扱うお店の方にお話しを聞いたことがあるのですが、ヨーロッパの普及率はとても高く、生活の中で当たり前になっているそうです。

そう思うと私自身含め、日本はまだまだブルーオーシャンなのかもしれませんね。


社会の取り組みを待つのではなく、消費者である私たちがまずは有機栽培された商品を選択すること、日常にオーガニック製品を取り入れることから実践し、環境問題・社会問題の解決へ貢献できればと思います。




参照:特定非営利活動法人 IFOAMジャパン Organic 3.0







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